2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本映画「その夜の侍」、妻を殺された男の復讐劇です。

おススメ度 ☆☆☆ 映画ファン ☆☆☆☆ 時代劇ではありません。 冒頭、必死な顔をした汗だくの男が、誰かを追っているよう、手にしたビニール袋から刃物が落ちる。 5年前、男が軽々しく車を運転、突然ぶつかる音が、見ると自転車に乗った女が倒れている。血は出て…

日本映画「サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」、今回は栃木版です。

おススメ度 ☆☆ ラッパー好き ☆☆☆☆ サイタマノラッパーは、今回で3作目。東京郊外の田舎町で生まれたラッパー仲間。 今回は、その後の物語で、グループのメンバーだったマイティ、東京へ出て一旗揚げようとするが、そうは簡単にいかない。ラップグループ「極…

NHK山田洋次が選んだ日本映画100選 喜劇編 久松静児監督の「警察日記」

1955年作品。 終戦後、10年、東北会津の田舎町の警察を舞台にした人情劇。 警察といっても、近ごろの映画のような、ドンパチなどとても起こらない。 犯罪といえば、捨て子・身売り・万引き・無銭飲食などだ。はては、飲み屋での酔っ払いとか至って庶民…

フランス映画「みんなで一緒に暮らしたら」、老人のお話ですが色気たっぷり。

おススメ度 ☆☆☆ 色気を失わないお年寄り ☆☆☆☆ 誕生日には、いつもより合う友人たち、後期高齢者にさしかかる二夫婦と一男やもめ。 寄る年波には勝てず、犬に散歩で、けがをしたり、子供に養老施設へ入れられたり、するうち一夫婦の家にみんなで一緒に住むこ…

日本映画「任侠ヘルパー」、やくざが老人介護!

おススメ度 ☆☆☆ 映画の出来はまあまあで、草ファンはいいかもしれないが? やくざが、介護施設でかすめ取るならいざ知らず、肩入れする話。まあ、いい話かもしれないが、所詮はやくざ映画じゃないですか。 草さんのあのメイク、けっこう型にはまっています…

日本映画「ポテチ」、ポテトチップがタイトルの映画です

おススメ度 ☆☆☆ 70分近くの短い映画です。 更にこれは宮城県応援映画です。 伊坂幸太郎原作のミステリーです。 なんともほんわかとした、軽ーいタッチの映画ですが、主人公に同化して涙したり、最後はなんともさわやかな気持ちにしてくれる映画です。 空き…

日本映画「ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q」庵野秀明のアニメです。

おススメ度 ☆☆ アニメ好き ☆☆☆☆ 予備知識なしに、評判だけで見に行った。 このアニメは、すでに「新世紀エバンゲリオン」として、製作済みの作品のリビルド(再構築)版の、「ヱヴァンゲリオン新劇場版」、その2作目で、更に続編があるという。 予備知識が…

日本映画「傍 3月11日からの旅」、東日本大震災の記録映画です。

おススメ度 ☆☆☆ 震災に関心のある方 ☆☆☆☆ ドキュメンタリー映画監督伊勢真一の作品。 彼の友人、宮城のシンガーソングライター苫米地サトロ、彼の住む宮城県亘理郡亘理町は東日本大震災と津波で壊滅的な被害を受けた。幸い彼の家は床下浸水ですんだ。彼の奥…

韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」、女性7人の高校時代と今!

おススメ度 ☆☆☆ 韓国映画好き ☆☆☆☆ 「サニー」は、あの1977年のポニーMの曲だ。でこれ、高校時代の仲間につけた名前。だがこの曲でダンスを踊ることが仲間の象徴だ。 今は、平凡な主婦のナミ。母の入院している病院で偶然高校時代の仲間に会い、彼女が…

ハンガリー映画「ニーチェの馬」、長回しシーンの多い映画です。

おススメ度 ☆☆ 芸術的な映画の好きな人 ☆☆☆☆ ベルリン映画祭グランプリの作品だ。 ドイツの哲学者ニーチェの逸話にインスパイアされて作られたということである。映画の冒頭でその逸話がナレーションで紹介されている。 19世紀末、暴風の吹きすさぶ中に立…

日本映画「悪の教典」、サイコパス映画です。

おススメ度 ☆☆ ローマ映画祭で評判だったらしけど、賞はなし。「アウトレイジビヨンド」といい、この作品といい、こんな暴力映画を海外に出すなんて、日本映画も落ちぶれたものだ。 で、この映画、表の顔は優しい出来のいい英語教師、確かに、伊藤英明流ちょ…

日本映画「愛と誠」ミュージカル版です。

おススメ度 ☆☆☆ 「悪の教典」の監督三池さんの作品です。かなりエネルギッシュですね。しかも、カンヌ映画祭に招待されています。 「愛と誠」、1970代にブームを呼び起こした梶原一騎原作の漫画の映画化で、すでに西城秀樹と早乙女愛で映画化されていま…

アメリカ映画「フェイシズ」、顔がわからなくなるサスペンススリラー映画です。

おススメ度 ☆☆☆ 女性を狙う連続殺人魔、酔った帰りに偶然殺害現場を目撃したアンナ。突然携帯が鳴りだし、犯人に見つかり、海に落ちてしまう。 気が付いたら病院、だけど、頭の一部の損傷で「相貌失認」、要は、人の顔の識別ができないってこと。 おかげで、…

アメリカ映画「それでも愛している」、うつ病患者の再生物語。

おススメ度 ☆☆☆ メルギブソンとジョディフォスターが夫婦役で出ている。監督は、そのジョディフォスター。 かなり深刻な映画だ。 父親から継いだおもちゃ会社を経営し、プール付の瀟洒な大邸宅に住むウォルターが、突然うつ病に。 寝るのが仕事の毎日だった…

アメリカ映画「ゲットバック」、銀行強盗の娘愛です。

おススメ度 ☆☆☆ やっぱりアメリカ映画はすごい。冒頭の銀行強盗、大掛かりな機械を使っての金庫破り。その後のカーチェイス。 で、これが失敗。仲間割れというか、仲間の一人がばれたと言って人殺しをするのを停めるため拳銃で脚を撃ってしまうのだ。実はこ…

ドイツ映画「あの日、あの時、愛の記憶」、アウシュビッツ脱走犯の実話です。

おススメ度 ☆☆☆ あのアウシュビッツ収容所から生き延び、30年後再会した男女がいた。そして二人は愛で結ばれていた。 1944年、ニューヨーク、夫の記念パーティのテーブルクロスを取りに寄ったクリーニング店。そこで偶然見たテレビに出演している男性…

イギリス映画「ザ・エッジ・オブ・ウォー 戦火の愛」、4人の男女の四角関係!

おススメ度 ☆☆ 劇場未公開 戦火の愛ときたから、戦争中の愛情物語かと思ったが、4人の男女の四角関係だった。 実はこれ実話の映画化だとか。 中心となる美女にキーラナイトレイが扮し、特に、初めのほうのシーン。戦時下のロンドン、その地下鉄で歌を歌って…

日本映画「黄金を抱いて翔べ」、高村さん原作の銀行強盗の映画です。

おススメ度 ☆☆☆ この映画は、R指定がありませんが、暴力が多く描かれ、性描写もあり、若者にはよくありません。 銀行強盗の話です。題名通り金の小判をものにします。だがそれまでに様々な曲折が。 銀行強盗にかかわる6人、それを豪華な男優陣が演じ、その…

日本映画「ギリギリの女たち」、震災後の気仙沼が舞台です。

おススメ度 ☆ 変わった映画の好きな方(女性) ☆☆☆ 小林政広監督作品。3姉妹の物語。 冒頭、28分の長回し、一人の中年の女が、古ぼけた昔の民家を訪ねてくる。応対する人はいない。勝手に家に上がり込む。頭痛がするらしい。なにか演劇的ですらある。 映…

日本映画「のぼうの城」、豊臣軍と戦った実話の映画化。

おススメ度 ☆☆☆ 歴史映画好き ☆☆☆☆ 戦国末期、天下統一を目前にした豊臣秀吉の命を受け、関東の支配者北条氏の小田原城の支城忍城を攻めた石田三成。軍勢2万を持って500名の小城を攻めた。 その物語を和田竜が小説化に、これを映画化したもの。一応史実…

アメリカ映画「リンカーン 秘密の書」、ヴァンパイア映画です。

おススメ度 ☆☆☆ ヴァンパイアファン ☆☆☆☆ 2D字幕版で鑑賞。中で、突然出てくるヴァンパイアや、疾走する馬のアクションシーン、ラストに繰り広げられる鉄道・燃え盛る鉄橋シーンは、3Dだと迫力あると思います。 リンカーンといえば、奴隷解放の南北戦争…

フランス映画「預言者」、カンヌ映画祭グランプリ作品です。

おススメ度 ☆☆ 暗黒映画好き ☆☆☆☆ 2009年カンヌグランプリ作品。 だが、この映画、ギャング映画というか、刑務所映画で、それも脱獄とか派手なアクションはない。おまけにほとんど男一色。主役も無名だ。日本での一般受けは難しい。 アラブ系の暴力男が…

吉永小百合主演の「北のカナリア」、湊かなえ原作のミステリーです。

おススメ度 ☆☆☆ 吉永小百合ファン ☆☆☆☆ 40歳と60歳を演じる吉永小百合、小さい体が、可愛く見えます。 北海道の離島。父のもとへ夫婦で移り住んできた女教師。分校の4,5,6年生のクラス6名。吃音の子どもがいて、その子の声がきれいなので、みんな…

アメリカ映画「ザ・ウォード 監禁病棟」、ホラーなんだけど

おススメ度 ☆☆ ジョンカーペンターという、B級映画の巨匠が10年ぶりに手がけたホラー映画だ。 1960年ころ、20歳の女性が放火の罪で監禁病棟に連れてこられる。 そこには同年代の女性が4人、すでに入院していた。 記憶喪失の実態を知り、夜中入院患…

台湾映画「父の初七日」、笑いと泣きの葬式映画です。

おススメ度 ☆☆☆ 台湾映画、父が亡くなって、帰ってきた兄妹が葬儀をする話。 葬式の日は占いで決めるというもの、それが7日後、だから、日本のタイトルは正しくない。 でも、ようは、父の死後から、葬儀の行われる7日後までの物語である。 台湾の葬儀は、…

日本映画「先生を流産させる会」、ぎょっとする題名ですが?

おススメ度 ☆☆ 「先生を流産させる会」とは、ちょっと異様な題ですが、実はこれ実際にあった話です。ただ、映画は、男子を女子に変えるなど、フィクションにしています。 映画としては、新人監督、俳優も素人が演じ、大作とは一線を画します。上映時間も62…

日本映画「HOME 愛しの座敷わらし」、心温まるホームドラマです。

おススメ度 ☆☆☆ ホームドラマ好き ☆☆☆☆ 座敷わらしは、東北に伝承される精霊のこと。5,6歳くらいの小童で、住みついた家には、幸福がもたらされるという。 で、物語は、食品会社の開発担当が東北支社へ左遷される。これを機会に田舎生活を楽しもうと古民…

ドキュメンタリー映画「日本の嘘 福島菊次郎」、原爆から原発まで撮り続ける男、福島菊次郎。

おススメ度 ☆☆☆☆☆ 原爆被害者の写真を撮り始めて、被写体に執拗に食い下がる、写真の鬼となった福島菊次郎、90歳。 彼と彼の作品を紐解き、日本の嘘を暴いていく。 こんな写真が福島さんの写真だったのかと改めて、その鋭い観察眼に感服する。 それでいて…

周防正行監督の「終の信託」、終末医療を描いた社会派ドラマです。

おススメ度 ☆☆☆ 法律家でもある朔立木氏の小説を映画化したものだ。 尊厳死は重い社会的テーマだ。これに挑戦した意欲は立派。 でもさすがに暗い。 特に、女性の不倫問題が背景にありこれが重い。 「それでも僕はやっていない」を取り上げ、今回も法律問題だ…